カシオのプロトレックよりスントのベクターやコアが好きだというあなた！ベクターの上位モデルにあたるオブザーバーはいかがでしょうか？ ベクターより小型の基板や小型気圧センサーを搭載することにより視認性を確保しながらコンパクトな躯体サイズになっています。画像7枚目にベクター、コアとの比較画像を載せています。 基板に“ある弱点”があり、年月を経ると気圧センサーが正常に作動していない個体がほとんどです。オブザーバーが好きでヤフオクやメルカリでいくつも購入しましたが、手に入れた物全て気圧センサーが作動不良でした。内部を分解し研究すると原因が判明したため、整備と清掃を施しました。 画像2枚目の気圧表示で上段が海抜0m換算気圧で、下段が絶対気圧です。下段の数字が1010〜1026hPaあたりなら正常です。気圧センサーは多少の補正がかけれますが、±50程度です。それ以上狂っている場合は故障です。 他の出品者さんはその表示を出さないか、気圧センサー故障を知らない場合がほとんどです。現在ヤフオクやメルカリで出品されている物に正常値のものはないようです。 画像6枚目が内部構造です。肉厚な削り出しワンピース構造でオーバースペックな強度があります。現在ではこれほど高級な造りの時計はなかなかないと思われます。 今回出品するのは定価73000円のチタン外装のOBSERVER TTというモデルです。オリジナルのバンドと互換品の新品のシリコンラバーバンドが付属します。オリジナルバンドはチタン部分に擦れキズがあるのと、経年で切れやすいのでオマケと思ってください。